こんにちは。

体幹トレーニングにハマっている山田圭一郎です。

ジュニアクラスでも軽めに実践しています。

ダンスが安定します。

後日やり方をご紹介しますね。

 

さて、今日は上達するためのメンタルトレーニングのお話です。

タイトルの通りですが、読んでも「なんのこっちゃ?」だと思います。

これから解説していきますね。

 

まずは実験

と、その前に。

まずは実験してみましょう。

 

では皆さん、笑顔を作ってください。

微笑み程度ではなく、大笑いした時の笑顔の方が効果が分かりやすいと思います。

 

笑顔は作れましたか?

では、その顔のまま、「あいうえお」としゃべってみましょう。

 

恥ずかしがらずに、実際に声に出してください。

画面越しに考えているだけではダメですよ?

実際に行動に移してください。

 

きちんと笑顔で「あいうえお」と声を出してみましたか?

それでは次です。

 

今度はとても悲しそうな顔をしてください。

これも、ちょっと悲しいくらいではなく、この世の終わりかのような顔をしてください。

 

絶望的な顔をしましたね?

では、その顔のまま、「あいうえお」としゃべってみましょう。

実際に声に出さないと意味がありませんよ?

 

皆さん、やってみましたね?

それでは振り返ってみましょう。

実験結果から分かることは?

笑顔で声を出したときは、おそらく高いトーンの声だったと思います。

悲しい顔で声を出したときは、おそらく低いトーンだったのではないでしょうか?

表情一つ変えただけで、声の高さを変えようと思わなくても変わってしまったと思います。

 

これは、身体とイメージが連動しているからおこる現象です。

これ、すごくダンスの上達に必要なポイントなので、しっかりと覚えておいてください。

環境やイメージが身体と大きく関わっているのです。

 

スタンフォード監獄実験

少し脱線します。

皆さんはスタンフォード監獄実験をご存知でしょうか?

超簡単に説明します。

 

一般人を集めました。

半分を看守役に、半分を囚人役に分けました。

もちろん無作為にです。

 

すると、看守役の人々は看守らしい行動をとり、囚人役の人々は囚人らしい行動をとり始めました

もちろん役柄の違いなので、本来は平等の立場なのに、囚人が看守に屈服し始めたのです。

 

役を与えると、自然とそのような振る舞いをしてしまうのが心理ということです。

この実験について詳しく知りたい人はインターネットを使って調べてみてくださいね。

 

スタンフォード監獄実験をダンスに活かすと?

では、この実験の教訓をダンスに活かしてみましょう。

 

要するに、環境が与える心理的身体的影響はとても強いということです。

マイナスの役になりきると、マイナスの行動しかしなくなるわけです。

逆もまた然り。

 

例えば競技選手の皆さん。

試合の最中、良いダンスを踊って審査員に見てもらおうとしていませんか?

これでは、審査員の立場の方が上で、踊っている皆さんの立場が下ですよね?

 

これからはこう考えてみましょう。

私たちの素晴らしいダンスを見せてあげますよ。

これで皆さんの立場の方が上になりました。

 

例えば先生とデモの練習に励んでいる生徒さん。

自分のダンスに必死になってはいませんか?

本番や練習の際、周りの人に「恥ずかしいからあまり見ないで!」なんて思ったりして。

 

「私の踊り、見る機会はめったにないわ!折角だから見せてあげる!

こう考えるようにしましょう。

立場が見ている人よりも上になりました。

 

例えば先生と練習に励んでいる生徒さん。

先生に躍らせてもらっているのではありませんよ?

先生を躍らせてあげてるんです。

ここまで考えられれば最高ですね。

 

とにかく上手いと思い込め!

要するにダンスが上手くなるためには、ダンスが上手な人の役になりきればいいわけです。

ダンスの世界チャンピオンならどう思うのか?

そしてどう行動するのか。

思い込みの力がとても大切です。

 

気持ちはチャンピオン

 

先ほどの「あいうえお」の実験もそうですが、世の中には同じような現象が多々あります。

デビューしたての芸能人は初々しく、暫くすると自信満々になってたり。

弟や妹、後輩や弟子が出来ると、急に大人っぽくなったり。

えらい立場になった途端に胸を張りだしたり。

不安があるとこそこそしたり。

 

それらを逆手に取るんです。

 

私は自分のダンスが上手いと思ったことは一度もありません。

ただし、実際にダンスを踊る時には、必ず「自分が一番だ」と思い込むようにしています

自然と胸が張れ、自信に満ちた落ち着いたダンスが出来ますよ。

 

日本人らしさを捨てないとヤバい

日本人は「いえいえ、私なんて」という文化があります。

これは日本人にとって美徳でしょう。

ですが、この考え方は非常にヤバい。

 

どのスポーツでも構いません。

海外の選手に「お上手ですね」というと、「ありがとうございます」と返ってきます。

日本の選手に「お上手ですね」というと、「いえいえ、私なんて」と返ってきます。

中には、本音では自分はうまいと思っているにも関わらず「いえいえ」と保険を張る人までいます。

 

今後、それは辞めましょう。

自分はうまいと言いましょう

 

大丈夫です。

皆さんが下手なのは、先生も分かっていますから(笑)

上手いかどうかは問題ではないのです(下手だから習っているわけで)。

上手そうに踊ろうとしているかが問題なのです。

 

上手な役になりきって見てください。

きちんと上手い役になり切れれば、その瞬間に周りの評価が変わるはずです。

「あれ?急に上手くなってない?」

 

思い込みの力を利用しましょう。

無料だし、直ぐに出来ますから。

 

最後に、僕の師匠の伊藤先生が放った、なるほどなぁと思った一言を載せておきます。

チャンピオンに育てるのは簡単だ。チャンピオンにしてしまえばいい。

皆さん、この意味、分かりますか?

この記事を書いた人

山田圭一郎
山田圭一郎

玉村ダンススクール公式ウェブサイトの管理人です。

JDCプロスタンダードA級ファイナリスト、JDCプロラテンアメリカンA級セミファイナリスト、全日本10ダンス選手権ファイナリストとして現役で活躍中。

パートナーの竹井先生と共に、玉村ダンススクールに勤務しています。