大会を見に行こう

社交ダンスには大会というものがあります。どうやったら大会に出られるのでしょか?大会に出るメリットは?そして、相手がいなければ大会に出られないのでしょうか?

競技会に出るための最低限の条件

競技会に出場するためには、カップルを組んでいるということが最低限の条件になります。どんなにうまくても、どんなに大会に出たくても、カップルを組んでいないと大会に出場できません。まずはパートナーを探すところから始めましょう。

自信がなくて出られない?

大会に出られる最低条件であるパートナーがいて、カップルを組んでいたとしても出場しないカップルもいます。

理由は様々です。面倒だから、別に興味ないから、などなど。しかし、中にはこんな人もいます。「自信がないから出ません。自信がついたら出ます。」この発想は論外です。じゃあ、いつ自信がつくんですか?ってことです。問題は、出れるか出れないかではなく、出たいか出たくないかです。興味ないならまだしも、少しでも興味があって出ないという選択をしているのなら、迷わず出てみるべきです。負けたっていいじゃない。ダサくたっていいじゃない。出てみて初めて分かることが山ほどあるんですよ。

出たいなら出ましょう。出れるなら出ましょう。負けるのが嫌だろうが、自信がなかろうが、出れるなら出ましょう。そうすれば見違えるようにダンスは上達していきますよ。

上手いから出るのではなく出てから上手くなれ

先ほども申しましたが、上手くなるまで出ない、自信がつくまで出ないという発想は、あまり好ましくありません。出てから考えましょう。

試合でしか学べないもの

試合とは、社交ダンスの実践の一つです。実践でしか学べないことはたくさんあるのです。そのうちの最たるものはなんといっても「経験」でしょう。経験は練習では補えません。

試合ではいろいろなトラブルに見舞われるでしょう。練習とは違い、一度しかない、失敗できないというプレッシャーに押しつぶされそうになるかもしれません。練習とは違い、大勢の選手とともに戦うことになるでしょう。練習とは違い、周りで観客が見ています。練習とは違い他人と比べられ、甲乙つけられます。

所属団体のあれこれ

日本の社交ダンスは、いくつかの団体に分類されます。それぞれ、独立した競技会形式をとっていますので、代表的なものをご紹介しましょう。

JBDC・・・日本の社交ダンス界では最大の団体。最大規模なので、競技選手の層が厚いので、勝ち上がることは難しい。

JDC・・・規模としては2番目に大きい団体。それなりに大きな大会。

JCF・・・規模は小さい代わりに、レベルもそれ相応なので、勝ち上がりやすく、中高年に人気。

JPBDA・・・詳細不明。追って調査します。

級がある

選手にはランクがつけられます。初めて出る方はノービス級という級からスタートします。要するに新人ってことです。そこから上位の級、D,C,B,Aになるにつれて選手の層が厚くなるのです。

皆さんはA級の優勝を目指して頑張ってください。

プロアマという選択肢

相手がいないと競技会には出場できません。それでも出場したいというのであれば、先生と競技会に挑むことができます。プロアマダンス選手権といい、担当の先生と競技会に出て他の選手と競い合うということになります。