ブルースとは?
社交ダンスを習い始めるときに、もしかしたら一番最初に教わるかもしれないのがこのブルースです。最初に教わるので比較的簡単に踊れてしまいます。では、ブルースというのは一体どんな踊りなんでしょうか?
ブルースの歴史
ブルースは19世紀後半に黒人霊歌や労働歌から発展して生まれました。1903年にWCハンディがブルースを聞き広く知らしめたことから、この年をブルース生誕の年とする見方があります。
ブルースってどんな踊り?
パーティー等で踊られる種目の一つです。ブルースは女性と男性がスタンダード種目のように組んで踊ります。ゆったりとしたリズムでジグザグに移動するように踊るダンスです。競技種目ではないのであまり普及してはいませんが、パーティーなどでは根強い人気があります。
回転は比較的少なく、ゆったりとした移動が多い種目です。なので初心者に人気があります。状況によっては、全く社交ダンスを踊ったことの無い方でも、相手によっては踊れることもあります。それほど簡単なダンスです。
カウント(タイミング)の取り方は拍数で数えることが多いです。S(スロー)やQ(クイック)で数えます。「SSQQ、SSQQ、、、」と数えたりします。Sが2拍で、Qが1拍です。
曲はスローフォックストロットと同じ曲を使うことが多いです。したがって、不特定多数の方と踊るパーティー会場などでは、スローフォックストロットとブルースが同じフロアで踊られることもあります。
実際に見てみよう
では、実際にブルースがどのような踊りなのか見てみましょう。
まずこちらの動画をご覧ください。とあるサークルのブルースの紹介動画です。
ブルースの基本的で簡単なステップを解説してくれています。ブルースの基本的なリズムの取り方についても触れてくれています。動画に合わせてステップ名やリズムが明記されていて非常にわかりやすいです。
こちらの動画をご覧ください。先程とは違う方々が踊っています。
ゆったりとしたブルースのイメージがしっかりと伝わってきますね。それでいて非常にきれいで美しく、優雅に踊っています。
いかがでしょうか?ブルースの雰囲気はつかんでいただけましたか?