皆さん、こんにちは。
玉村ダンススクールの山田圭一郎です。
本日は、セイムフットポジションの女性の立ち位置に関してのお話です。
■そもそもセイムフットとは?
そもそもセイムフットポジションとはどういうポジションのことを指すのかを確認しましょう。
まず男性は、右足体重で立って膝を軽く緩めた状態で、左足を左方向に投げ出します。
そして女性は、右足体重で立って膝を軽く緩めた状態で、左足を前方に投げ出します。
『男女共に右足で立つ』『男女共に左足を投げ出す』
このように、男女共に同じ足で運動するためにセイムフット(同じ足)と呼ばれています。
■よくある間違い
女性はセイムフットの姿勢を美しく見せる為にシェイプと呼ばれる美しい傾きや反りを見せようとします。
それ自体は悪いことではありません。
しかし多くの女性は反りすぎるあまり、軸足である右足に立つことが出来ず、バランスを崩してしまいます。
具体的な失敗例として、左足から頭までが真っ直ぐになるように立ってしまう傾向にあります。
この時にお尻や重心は右足の上に真っ直ぐ乗ることが出来ず、左右の足の中間にあるような体勢になりがちです。
これでは安定して立つことが出来ません。
■なぜ間違いに気づかないのか?
こんな不安定な体勢になっていたら誰もが間違いに気付きそうなものですが、ほとんどの女性はそのことに気付きません。
なぜ気付かないのでしょうか?
多くの場合、「美しいシェイプは大変な作業なんだ」と思ってしまうからでしょう。
美しくシェイプしようとするあまり、少しくらいのバランスの悪さに構っていられないのでしょう。
ですがそれは大きな間違いです。
「安定したバランスから、安定した美しさが生まれる」のです。
また、体重が乗っている右足よりも、投げ出した左足に気を取られるのも間違いの原因です。
普段は立っている足に体重をしっかりかけようと心がけている人でも、セイムフットになると、なぜか投げ出している左足が気になってしまうようです。
投げ出した足と、背骨が真っ直ぐになってしまう方が多いですね。
■具体的な直し方
では具体的にどう直したら良いのでしょうか?
オススメの方法は「左足を投げ出さず、右足に揃えて立った状態でセイムフットをしてみる」です。
左足を投げ出さずに右足に揃えることによって、背骨が真っ直ぐに立ちやすくなります。
この状態で左足だけを投げ出すように心がけるとよいと思います。
■まとめ
真っ直ぐに立つという心がけで治ればそれに越したことはありませんが、それだけで治った生徒さんを見たことがありません。
人間の感覚なんてそんなものなんです。
感覚を信じてはいけません。
私が教えている生徒さんの九割以上は、このようなセイムフットの体勢を「気付かずに」行なっていました。
治った方もいれば、まだ癖が残っている方もいます。
ですが、気付かなければ直りません。
まずは気付くところから始めましょう。
<<<ひとこと>>>
前回の記事でも書きましたが、やっとメルマガを本格的に更新出来るようになりました。
皆様の役に夏ような記事、主に技術的な内容を伝えていけたらいいなぁと思っています。
風邪が流行っているようなのでお気をつけて。
、、、そういう僕が一番虚弱ですが。
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