こんにちは。

山という漢字に親近感がある山田圭一郎です。

山田っていう苗字がキッカケです。

山田って苗字ちょっとダサい、と友人たちの中で以前話題になりました。

「木村拓哉」も、「山田拓哉」だったら売れていないだろう、と(笑)

確かにそうかも( ・Д・)

 

さて、朝起きてから気が付きましたが、本日は山の日という祝日です。

2016年の今年、初めて制定された国民の祝日です。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」とのことです。

 

群馬は周りを山に囲まれています。

その為、周りを見渡すと、あちらこちらに山が見えます。

今日は雲が多くて山も見えませんでしたが、本来ならば赤城山が見えます。

とまぁ、前置きが長くなりましたが、本日は山に関するちょっとしたワンポイントアドバイスを。

 

登山と社交ダンスの関係

僕は、山に登ることとダンスが上手くなることは同じことである、と生徒さんに指導することがあります。

これからのお話は、正直、ダンスじゃなくても同じことだと思います。

例えば、同じステップを3人の先生にレッスンしてもらったとします。

 

A先生「そこはもっと真っ直ぐ立ちなさい」

B先生「なんでそこでまっすぐ立つの?もっと曲がるようにしなさい」

C先生「そこは曲がっても曲がらなくてもどちらでも好きにするといいですよ」

 

それぞれの先生の言い分は三者三様、全く異なります。

さて、皆さんはどの先生の言うことを聞きますか?

 

もしかしたら、一番ランクが高い先生の言うことを聞くかもしれません。

もしかしたら、一番長く教わっている先生の言うことを聞くかもしれません。

そもそも、B先生に習った時点で、「A先生は真っ直ぐと言いましたけど!?」と突っかかるかもしれません。

 

結論です。

どの先生の言うことを聞いてもOKです。

もっと言えば、全ての先生の言うことを聞きましょう。

その上で、自分の好きなやり方をやればいい、と思います。

 

そもそも、どの先生が正解なのかを探すから迷うのだと思います。

どの先生も正解なのです。

これは先述した「山登り」と同じことです。

 

どの登山道を登っても、いつか頂上に到着します。

もちろん、早いか遅いかの違いはあるでしょう。

楽か困難かの違いもあるでしょう。

遠いか近いかの違いもあると思います。

ですが、どの道を登っても、いつか頂上にたどり着けるでしょう。

 

先生方は、皆さんにピッタリと合うであろう登山道を紹介します。

「この道、オススメだよ」と。

でも、その道が必ずしも皆さんに合うとは限りませんよね。

 

教え方が上手い先生は、皆さんに合う道を紹介するのが上手いだけです。

教え方が下手な先生は、自分の登って来た道だけ紹介するのです。

でも、教え方が上手い下手に関わらず、必ず少しずつでも上に登っていくように指導しています。

 

皆さんが多くの知識やアドバイスの狭間で迷っているのであれば、

1、全てのアドバイスを実行してみましょう。

2、それが出来なければ、どれか一つ、直感で選んで、それをこなせるように頑張りましょう。

 

「渡り鳥」な生徒さんは危ない

社交ダンスの先生方の間では「渡り鳥」という言葉があります。

数々の教室を渡り歩き、長くその教室に留まらない生徒さんのことです。

それらの生徒さんには、いくつかの傾向があります。

 

  • 出来ないことを先生のせいにする
  • 「ちゃんと指導してもらえなかった」「教え方が悪い」とダンス仲間同士で陰口を言って盛り上がる
  • 自分の意見と異なるアドバイスを受けると「本当にそうなの?」と思ってしまう
  • ちょっとでも嫌になるとすぐに教室を変える
  • 今の先生よりも上手い、もしくは若い先生を見つけると、すぐに鞍替えする

 

まぁ、他にもたくさん傾向はありますが、これらに多く当てはまる方は「渡り鳥」の傾向があり危険です。

ちなみに、僕は渡り鳥が悪いとは思っていません。

 

出来ないのを先生のせいにしたくなる気持ちも分かりますし、先生が適切な指導が出来ていればきちんと上達するはずです。

先生の悪口で盛り上がるのも致し方ないことで、素晴らしい指導力や人格者の先生であれば、そんな問題にすら至りません。

自分の意見と異なるアドバイスを受けて違和感を感じるのは、自分意見を持っている証拠でもあります。

ちょっとでも嫌になると教室を変えてみるのは、気分転換や視点を変えるという観点からは推奨されます。

上手い先生に習いたいのは誰しもがそうであり、自分に合った「登山道」をしっかりと見極めてくれる確率が高いでしょう。

 

ただし、基本姿勢が他力本願な人は絶対に成長しません

自分で何とかする姿勢を持っている人であれば、上記のような悩みには至らないでしょう。

 

渡り鳥の方々は、先生に紹介された登山道に少しでも大きな石が転がっていれば、「こんな道を紹介するなんて」と、先生を変えます。

次の先生に新しい登山道を紹介してもらうと、「今度は大丈夫だろう。ほら、今までと全然違う!!」と意気揚々と駆け上がります。

しかし、しばらくしてちょっと足場の悪い道に差し掛かると「この先生も微妙か!」とさらに違う先生を探します。

そんなことを繰り返し、ちょっと登っては違う道を探し、違う道を登ってはつまずいて、振り出しに戻ります。

 

これって、一向に成長していませんね。

どんな登山道にも障害は付き物です。

頂上までエスカレーターがあれば、みんなはるか昔に全員チャンピオンですから。

 

辛さを我慢し、乗り越え、それが成長に繋がります。

さらには自分自身で登った道は「我流」であっても立派な新しい「登山道」でしょう。

(崖に転がり落ちなければ、の話しですが。)

 

石の上にも三年です。

先生を、そして自分を信じて、高い山を登って行って欲しいと思います。

それが、皆が目指した頂点であっても、違う山のてっぺんであっても一緒です。

 

ちょっと抽象的で哲学的な話になりましたが、山の日にちなんだワンポイントアドバイスでした。

では、良い祝日を。

(僕はこれからまた仕事です( ・`д・´))

 

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