こんにちは。
木曜はのんびり仕事をしている山田圭一郎です。
木曜日といえば、僕が講師をつとめる「超・基礎クラス」の開催日です。
ということで、今回も基礎中の基礎を、しっかり丁寧にみっちり1時間、指導しました。
メインはチェック・アクション
今回は、ルンバの原理の第3回目。
前回のルンバウォークに引き続き、
今回はフォワード・チェックとバックワード・チェックを中心に指導しました。
前後ウォークとは異なる
チェックというのは、簡単にいうと、行って返ってくる動きです。
前進から後退へ、後退から前進へ、切り替わる動きってことですね。
これは、ただの前進ウォーク、後退ウォークとは、一味異なります。
パートウェイトで行う
大きなポイントとしては、
通常のウォークと異なり、体重を乗り切ってはいけない
ってことです。
これをパート・ウェイト(部分体重)と呼んだりします。
戻るときにチェックする
また、チェックは行く時ではなく、返ってくるときに行うのも大きなポイントです。
ついつい、行くときにチェックしがちですが、それではうまくチェックできませんし、
チェックとしての機能をはたしていません。
チェックは戻ってくるときに、と覚えておきましょう。
ヒップが回転しすぎないように
そして、ついついやりがちなのが、ヒップが逆方向にターンしてしまうこと。
行くときの脚(体重のかかっている脚)側のヒップが先行しているように注意しましょう。
チェック時に、反対側のヒップが先行してはいけませんよ。
ヒップ・アクション4種類
基本のアクションとして、ヒップアクションを4種類覚えていただきました。
すべてのヒップアクションはこれらの組み合わせであることは
覚えておいて欲しいです。
左右の傾き
まず、肩のライン上でヒップが上下に傾斜します。
この時、体重がかかっている方のヒップは下げられないので、
膝が曲がっている方のヒップがダウンする感じです。
水平移動と混同しがちなので注意。
水平移動
ヒップが傾斜しないようにその場で水平移動します。
上半身や肩のラインからはみ出すように水平にヒップがはみ出します。
傾斜や回転が発生しがちですが、独立して水平移動だけが行えるように
注意しましょう。
回転
肩のライン上でヒップが回転します。
いわゆるクカラチャとは異なります。
回転式の振り子のように、
その場でヒップだけ回転するようにしてください。
前後への傾き
そして前後への傾きです。
これが姿勢に大きく関わってきましたね。
ついついヒップが後ろに抜けがちですが、
しっかりと前方向に骨盤下部を押し込めるように
下腹部とヒップを締めておきましょう。
姿勢をまっすぐに
そして最後に姿勢を治しました。
言葉で書くと簡単ですが、
参加者全員、
- お尻が抜けるように骨盤が傾き、
- 下腹部が緩み、
- 背骨が後ろに配置している状態
でした。
骨盤の位置
すべては骨盤の傾きが元凶でした。
骨盤をまっすぐ立てることで、
姿勢が美しくまっすぐになりました。
ところが、まっすぐな姿勢を作った人は全員、
「違和感がある」
状態でした。
本人は違和感があるようですが、見ている他の人は、
みんなキレイにまっすぐに見えるのです。
まとめ
今回は、チェックアクションを中心に指導しましたが、
段々、動きの中で応用できるように、前後への簡単な動きの中で
学んでいってもらっています。
そして、根本的に、動く前に姿勢が悪い、ってことで、
姿勢矯正も併せて行うようにしています。
ダンスの姿勢を治したい方、猫背が気になる方。
ぜひ遊びに来てくださいね。
zoomでの参加もできますよ!
お待ちしています!